冷凍保存おすすめ食材

冷凍食材食事
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年末年始にかけて、食材を買っても急な外食になったり、外食の予定がなくなって家に帰っても食べるものがない。そんなことも多くなり、食事のバランスも整いにくくなりますよね。
そんな時に重宝するのが冷凍食品ですが、通常のパスタやチャーハンは紛れもなく超加工品。しかし、個人的にはコンビニ弁当よりもまだマシかなと思います。
冷凍食品は低温で保存されるので余計な保存料や添加物が使われていません。もちろんゼロではなく、メーカーによりその使用量も様々ですが、コンビニ弁当と比べると良いかなと思います。
そんな美味しい冷凍食品はさておき、今回は冷凍保存がおすすめな食材をいくつかご紹介したいと思います。ストックしておけば役に立つこと間違いなし!

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きのこ

冷凍できる食材の代表といえばきのこ。
種類によっては食感が損なわれて好き嫌いも分かれてしまいますが、冷凍後に加熱することで旨み成分が大幅にアップすることが知られています。
特になめこは食感の変化も少なく、様々な料理に使えるのでおすすめです。市販のものは小さなパックになっているので、面倒であればそのまま冷凍庫に放り込んでおけばOK!
味噌汁はもちろん、炊き込みご飯などの具材にもできるので、冷凍のまま使えます。ただし、冷凍したキノコ類は急な加熱は適さず、加熱の調理過程でグアニル酸と呼ばれる旨み成分が増えてくるので、味噌汁の場合は水から煮立たせていく方がオススメです☆

ブルーベリー

間食としても最適なフルーツの中でも冷凍に適しているのがブルーベリー。凍ったままアイスやヨーグルトにトッピングもできますし、そのまま食べても美味しい!
生のフレッシュフルーツはどうしても鮮度の低下とともに栄養価も低下してしまいます。なるべく生鮮品と同じくらいの栄養を確保するには冷凍技術は欠かせません。
しかもブルーベリーは冷凍することでビタミンCや総ポリフェノールが増えるというデータもあります。

また、ブルーベーリーは抗酸化力の強いフルーツとしても有名で、アンチエイジングにも最適。総ポリフェノール量の多い冷凍ブルーベリーであればその効果は倍増!
ベリー系のフルーツは冷凍保存に向いており、抗酸化作用の強いものが多いのでオススメです(^^)その中でもブルーベリーが最も手に入りやすく抗酸化力の強いベリーです。エルダベリーとかクランベリーはなかなか手に入りませんからね(^^;;

貝類の中でもシジミは、鮮度に関係なく冷凍することでアミノ酸の一種であるオルニチンが増加します。オルニチンといえば二日酔いに良いとされるアミノ酸ですよね。
居酒屋によってはシメにシジミスープや味噌汁を提供してくれる店もあるくらい定番になってきました。肝臓の働きをサポートしてくれることはもちろん、疲労回復を促すことで質の良い睡眠を生み出して、翌日の朝もスッキリと目覚めることができます。
これは成長ホルモンの分泌を促してくれることに要因があるとされていますが、その相乗効果としては美肌にも繋がったりします。

実は前項にあったきのこの中でもシメジの方がオルニチンが多いので、シジミとシメジを冷凍してストックしておけば、二日酔い知らずで翌日も化粧なしでもしっかり仕事ができる「二日酔い予防どころか翌日が超スッキリ美人」スープが自宅で簡単に作れます(二日酔い知らずはその人次第ですが)!www

ほうれん草

足の早い葉物野菜であるほうれん草も茹でてから冷凍することで酵素の働きがストップするので、冷蔵保存よりもビタミンCや葉酸の失活速度が遅くなります。
使う時にはアク抜きなどの手間も省けますし、お味噌汁などに入れて茹で汁ごと食べれば栄養を逃すこともありません。ほうれん草だけでなく他にもブロッコリーなども冷凍品の方がよく購入するという人も多いのではないでしょうか?
下処理などの手間を考えると、実は冷凍品の方が簡単で料理もしやすかったりしますよね。ただ栄養面だけが気になるという人も多いかもしれませんが、そこは気にしなくて大丈夫。むしろ冷凍品の方が栄養価が高いとも言われています。
実際、野菜の流通にはある程度の時間がかかり、さらに店頭に並べられて自宅で保管するとなると最低でも4-5日は経っている場合もあります。
それに比べて冷凍品は採れたものをすぐに加工するので、栄養の残存量も多くなります。

冷凍のほうれん草やブロッコリーがやけに鮮やかな緑だと感じたことのある人はいませんか?実はあれ、着色料でもなんでもなく野菜本来の色。短時間の加熱後に冷却される「ブランチング」と呼ばれる工程を経ることで、野菜の持っている酵素を不活性化させ、変質や変色を防いでいます。
他にも洗浄や殺菌も同時にできるので、ご自宅で野菜を冷凍する際も是非ブランチングをしてからにしてみてください☆

生のブロッコリー(左)とブランチング後のブロッコリー(右)。見た目の美味しさも重要なポイント。

これは意外かもしれませんが、よくよく考えれば流通している魚のほとんどは一度冷凍されたものなので、冷凍保存が可能なことも納得です。
個人的には意外で、冷凍保存も難しそうだなと思ったのですが、魚焼きグリルがあるご家庭だと普通ですよね。僕はエアフライヤーを購入したので、魚のカマや切り身は冷凍のまま焼くことができて楽ちんです☆
魚などの動物性食材は、生鮮の状態でも生きている植物性食材と違い「死んでいる」ということ。個体差により様相も様々ですが、劣化速度は植物とは比べものにならないくらい早いことはお分かりになるかと思います。
筋肉のたんぱく質がアミノ酸に分解されることはもちろん、筋肉内にあるエネルギー物質のATPが分解されて旨み成分を生み出します。このたんぱく質変性を過度に起こさないためにも冷凍保存は最適。ただし、サバやサケのような脂質の多い魚は変性しやすいので要注意です!さらに焼きすぎてしまうと過酸化脂質を生み出すので、できれば煮魚にすることをオススメします☆

ほなね!

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