2023年最後のフィットネスチャレンジとしてフルマラソンに挑戦しました!
舞台は人気の高い「湘南国際マラソン」。今年のフルマラソン出走者数は15,443名で完走率は92.4%と、初心者にはうってつけのレースです。昨年よりも2,000人以上参加者が増えて非常に盛り上がっているようでした。
運営の皆様ありがとうございました!そして沿道から声援を送ってくださった皆様も寒い中ありがとうございました!
大磯〜江ノ島間の海沿いを走るコースなので直線的でロケーションは最高!来年は12月1日開催とのことですが、果たして僕は参加するのか…w
レースに向けての練習方法とオススメトレーニング
レース出場が決まってから、とにかく心肺機能向上を目指したトレーニングをしていました。高強度ファンクショナルトレーニングと言われるような内容で、かなりキツイ運動をメインにしました。
具体的には、有酸素運動と筋トレを一定時間交互に行い続けるという内容です。なかなか走れる場所がないので、バイクやバーピーなどがメインになっていました。
もちろんランニングも行っていたのですが、15km以上の距離になるとなかなか時間も取れないので、1時間以内で終えられるトレーニングがメインでした。
お陰で42.195kmを走っても心肺機能は全く問題なく、最初の方はもっと早く走っても良かったかなというくらいです。
ただやはりフルマラソンとなると練習とは走る距離が変わってくるので、25kmを超えたあたりから急に脚が重くなってきました。
走りたいのに走れない、止まりたいのに止まるともう動き出せなくなるのではないかという恐怖心。色々な葛藤がありながらの後半戦でした。やはり普段からの練習で走る距離が圧倒的に少なかったのが反省点。出場を考えられている方がいらっしゃれば、一度は30-35kmを走ってみることをオススメします。ゆっくりのペースというよりも本番を想定したペースが良いかと思います。
ただし、疲労感が残るので本番1ヶ月前くらいまでに留めておく方がベターです☆
レース当日と初参加の注意点
レース当日は天候に恵まれて、12月とは思えないくらいの良い気候でした。海風があるので若干寒かったものの、防寒着などは特になくても大丈夫でした。
股擦れ、靴下擦れ予防のワセリンも塗っていきましたが、なくても大丈夫だったかなという気がします。ただ、備えあれば憂いなしなので準備はしっかりとして損はありません。
中でも当日行ってみて感じたことを書かせていただきたいと思います。もちろんレースによって変わると思いますのであくまで参考程度に☆
- トイレは十分に準備されているものの、人間面白くて行くタイミングがほとんどみんな同じになるので、時間と便意には時間に余裕を持って行動するw
- 途中にゴミ箱やクリーンスタッフさんがいらっしゃるので、捨てられる防寒着や靴下などは持って行ってもOK。ただしエコではないのでオススメはしません。
- エイドステーションは充実しているので最悪ドリンクカップだけでもなんとかなる。補給食は走りながら取ったり食べたりすると落としたりゴミが散らかるのでマナーを守ることが大切。
- 荷物置き場はあるものの、徹底した管理はされていないので貴重品は最低限に。余計な荷物は帰りが辛くなるので最低限に軽くしておく。
30kmの壁の突破方法
マラソンランナーがぶつかる「30kmの壁」。僕もぶち当たりました!w
むしろ「これか!」という感覚を覚えたといっても良いかもしれません。ハーフまでは5分前半ペースで走っていたものの、25kmを越えてからは5分後半ペースに。
そして30kmを超えてからは6分以上になってしまいました。何度もサブ4を諦めかけたけれどその度に踏ん張りました。結果としてはサブ4に及びませんでしたが、壁にぶつかったら突破方法は「とにかく粘り」ですw
ハーフを越えたあたりから足を攣っている人も増えてきて、歩き出す人やストレッチをする人が続出します。そう、みんな必死に頑張っていて辛くて痛いんです!自分だけじゃなくて周りのたくさんの人が完走を目指して頑張っている!と考えたら自分がリタイアするわけにはいきません。
痛みはどう頑張っても引かないので、踏ん張って歩みを止めないことしか突破方法はありません。古典的で体育会な感じもしますが、気持ちはとても大きなファクターになります。
持っていて良かったオススメアイテム
今回出場するにあたり、ランニングバックを購入しました。普段トレイルなどで背負っているザックタイプでは脇擦れなどの可能性があるのでウエストバッグタイプにしました。
どのメーカーにしようかと考えたのですが、salomonのザックタイプを使っているのでメーカーを統一。少し小さめのMサイズにしたのですが、揺れなどもなく非常に使いやすかったです。
折りたたみの水筒は携帯必須だったので、持っている500mlを持って行ったのですが、手に持って走ったりするタイミングを考えると、少し小さめの250mlくらいでも良いかと思います。
走りながら少しずつ飲むので、僕はバッグにしまう手間も面倒で手に持って走っていました。そんなに気にならないのですが、量が多すぎると持ちにくいので小さめで補給しながらがオススメです。
もちろんレースによると思うのですが、湘南国際マラソンは300mごとに給水ポイント&ジョグがあるのでこまめに補給が可能です。
ただ、レース後半は一度止まってしまうともう走り出せないのではないかという心配でなかなか補給できませんでしたw
水だけではなくクエン酸ドリンクやスポーツドリンク、麦茶やカルピスも補給ポイントになるので、ご自身の好きなドリンクを良きタイミングで補給できるのも湘南国際マラソンの良い点かもしれません。
補給食として持って行ったのがMEDALISTのマラソンセットとアミノバイタル!それにプラスして独自ブレンドのオリジナルドリンクも持って行きました。
各種アミノ酸にマルトデキストリンやクエン酸などを配合したレース前後どちらでもマルチに活躍するドリンクです( ̄▽ ̄)
レース中は何を取ろうかと考えていたのですが、初めてのレースなのでシンプルにセット商品を選びました。量もかさばらないし持ち運びやすいので正解でした。ただ、粉末アミノ酸は走りながら飲むのは難しかった!止まって飲めば良いのですが、僕はとにかく歩みを止めたくなかった!w
今考えれば止まってしっかりとストレッチなどをして、アミノダイレクトを飲んで回復させた方が良かったのかもしれませんが^_^;
僕はもう二度と走りたくないと思っている一方で、来年はサブ4、もしくはサブ3.5を目指している気持ちもありますw
ただ、かなりハードな運動なのでくれぐれも無理せずにやっていきたいと思います。少しでもこれからフルマラソンに挑戦される方の参考になれば幸いです。ファイト!!!!
ほなね!