アンチエイジングと長寿の秘訣は食事にあり!

アンチエイジング食事法食事
トレーニング指導や執筆などのお問い合わせはLINEでも承っております!

お問い合わせはLINEから

誰もが願うアンチエイジングですが、私たちは年齢には逆らえません。誰しもが最後に迎えるのが「死」なわけですが、最近の研究では若返りも不可能ではないとテレビでも放送されていてました。
実際に何歳まで生きるのか…自分に問いかけてみても、やはり寿命があるからこそ人生であって、無理やり医療に頼って長生きしてもあんまり面白い人生にはならないだろうな…なんて考えたりもします。
もちろん、長生きして社会に貢献するなど大切なこともあるかもしれませんが、今ある命をいかに長くするかは食事にヒントが隠されていることは間違いありません。
運動はもちろんですが、やはり私たちの体は食べて吸収された栄養から出来上がっています。運動よりもまずは食事を見直すことで、より若々しく健康に毎日が過ごせるようになると思います☆

ReBoRn

たんぱく質より糖質

運動をしている人が気にするたんぱく質。
体重×○gが理想などと言われていますが、私たちの体は千差万別で、体脂肪率などでも必要量は変わってきます。なので一概に体重あたりの量で換算するのはナンセンス。どちらかといえば除脂肪体重で換算するほうが理想的です。
現在でも実際にどれくらいの量を摂れば良いかということは明確になっていません(少し古いサイトですが参考に)。生活環境や活動量、体内環境によっても違いがあり当然ですが、今の運動をしている人たちは過剰になっていることのほうが多いと感じます。
食事だけで十分に摂れていれば無理にプロテインを飲む必要はありません。アスリートやそれに近い強度の運動をしている人であれば別ですが…そんな人は探してもなかなか見つかりません(^^;
筋肉が多ければ多いほどエネルギーは必要になります。筋肉を作るのはたんぱく質でも、筋肉を動かすのは糖質というエネルギー源がメインになります。そこを履き違えなければ自ずと正解は見えてくるはずです!

アンチエイジングにとって大切なのはたんぱく質よりも糖質です!たんぱく質は摂れば摂るだけ良くて、糖質は控れば控えるほど良いと思っている人はまだまだ多いのではないでしょうか?
残念ながら全くの正反対!は言い過ぎですが、摂取量は必ず「たんぱく質<糖質」にすべきなのは筋肉の多少に関わらず間違いありません。
※但し、糖質といっても砂糖や甘いお菓子は別問題なことは大前提です。

日本人の食事摂取基準(2020 年版)

上記が日本人の栄養摂取基準になりますが、ご自身の食事と照らし合わせていかがでしょうか?これも万人共通とは言えませんが、割合としてはこちらに近づけていくことが、よりアンチエイジングを意識した食事バランスになります。

タイミングより時間

最近では時間栄養学という言葉も出てきました。
健康増進のために「何をどれだけ食べるか」はもちろん、「いつ食べるか」が大切だということです。就寝前の暴飲暴食は避けるべきことですが、忙しい現代人にとっては難しいことも多いです。
そこで意識してほしいことが「噛む」ことです。「何をどれだけの時間をかけて食べるか」が本当の時間栄養学だと僕は思っています。
もちろんいつ食べるかはアンチエイジングにとって大きな要因になりますが、同じ時間に同じものを食べても、食事にかけた時間によって体への負担は大きく変わります。
特に糖質(デンプン)を消化するアミラーゼは唾液に含まれる消化酵素です。たんぱく質や脂質は胃で消化が始まるのに対して、糖質は口腔内で消化が始まるので、いかによく噛むかが内臓への負担軽減につながります。たんぱく質なども消化が遅くなるとアレルギー症状などの悪化につながります。
内臓への負担が大きければ大きいほど疲弊してしまい老化に向かって一直線!

食事は五感の全てを使う唯一の行動とも言えます。そしてその行動は毎日繰り返される喜びの一つです。我々は食べられなくなれば死ぬ。これは食べられないことは老化(エイジング)につながるとも言い換えられます。
そして食べられないようになる前には咀嚼と嚥下という運動行為があります。この二つが退化してしまうことをなんとしてでも阻止することがアンチエイジング最大のポイント!
加工食品はこの二つをより簡単に行えるようにしてしまう食品なので食べ過ぎには要注意。

引くより足す

食生活で気にしがちなのが何を食べないようにするか。
特にダイエットをしている人だと控える食材は山ほどあります。もちろんそうでなくてもアンチエイジングを気にする上では加工品や揚げ物などを控えることは大前提です。
しかし、食事は控えてばかりだと結局何を食べればいいか分からなくなります。迷子になってしまうと結局は食べなかったり、余計なものまで食べてしまったりと悪循環です。

アンチエイジングを気にする上では、何を控えるかよりも何をプラスするかという思考に切り替えるとうまくいきます。
例えば、唐揚げを食べる時はAGEs(終末糖化産物)という老化を進めてしまう物質も多く食べてしまうことになります。ここで唐揚げを我慢するのではなく、唐揚げと一緒に何を摂るべきかを考えます。
抗酸化ビタミンを含むレモンをかけたり、緑黄色野菜のサラダをプラスする。脂質のバランスが悪くなるのでスープにエゴマオイルをプラスする。
他にも白いごはんにもち麦を入れて食物繊維をしっかり摂ることで脂肪の吸収を抑制したり…少し工夫するだけで、我慢ではなくより美味しく食べることにつながります。

ストレスを溜めて食べたいものが食べられないことが人を美しくするでしょうか…?
もちろんこうした心がけが全てをチャラにしてくれるわけではありませんが、毎日の積み重ねです。少し思考を切り替えるだけで、積み上がった時には大きな差になっていることは間違いありません!

栄養成分より原材料

ダイエットをしている人にとって重要視されるのがPFCバランスなどの栄養成分。
たんぱく質(Protein)、脂質(Fat)、炭水化物(Carbohydrate)の頭文字を取って呼ばれるので聞き馴染みのある言葉かもしれません。
栄養成分表示にはそれ以外にもビタミンやミネラルなどの含有量が書かれているものの多いので、アンチエイジングを気にする人はその栄養成分の量で商品を比べたりするかもしれません。しかし、実際に見るべきなのは栄養成分表示ではなく原材料です。
下記はとある商品の栄養成分表示です。これだけ見ると素晴らしい栄養を含んだ食品だと一目見て分かります。不規則な食生活が続く人ほど、こんな食品に飛びついてしまいがちですよね。
抗酸化ビタミンでもあるD,AC,Eもしっかり含まれているのでアンチエイジングにももってこい!だと思いますよね?

しかし、これには大きな落とし穴もあります。下記は同じ商品の原材料表示。つまり、上記の栄養をどんな食材が作り上げているのかということ。

/(スラッシュ)以降が食品添加物であることはご存知の方も多いと思いますが、栄養成分表示に書かれてビタミンのほとんどがその項目に書かれています。つまり、ビタミンは食材由来ではなく人工添加物。それも化学合成されたものばかりです。原材料にV.A(ビタミンA)やV.C(ビタミンC)などと書かれているビタミンは全て人工的に合成されたもの
同じビタミンでも天然と合成では体内でどのように働くかは分かりません。これはサプリメントにも同じことが言えます。
食事は食べたものではなく吸収されたものでできているのは冒頭でも述べたとおりです。複数の化学合成物質を同時に摂取したときの吸収や消化、排泄の機構はまだまだ明らかになっていません
いつまでも若々しくいるためにはまず自然の食材から栄養をある程度摂れるように意識しましょう!

ほなね!

タイトルとURLをコピーしました