驚愕!がんリスクの高い職業や行動

がんその他
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私たちが一生のうちにがんと診断される確率は50%以上。そしてがんで亡くなる確率は約25%。よく言われる人数としては、「2人に1人ががんと診断され、3人に1人ががんで亡くなる」と。
1981年以降日本人の死因第一位で、最も身近な病気であり、最も恐れられている病気でもあります。実際に私の周りでもここ一年の間にがんと診断された方も、がんで亡くなった方もいらっしゃいます。
がん細胞は誰もの体の中にあり、増殖や転移をするのでもし、人間の寿命が伸びて老衰がなくなったとしても、最後に死ぬ原因はがんです。
がんになりやすい食べ物などはなんとなく知っているという人も多いと思いますが、職業や行動と言われるとピンとこないかもしれません。

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がんのリスク

がんになる原因の1/3は喫煙、飲酒、肥満、果物や野菜の摂取不足、そして運動不足と言われています。この5つが主要リスクと言われており、喫煙が最も重要なリスク要因とされています。
もちろんこれ以外にも化学物質や感染などもありますが、この5つの主要リスクを回避することは、がん保険に入ることよりもまずやらないといけないことですよね。

がん細胞は誰の体の中にも存在するのですが、それは大人も子どもも同じ。実は世界では毎年約40万人もの子どもががんを発症し、日本では2,000人以上。数は少ないものの、3歳以上の子どもの死亡原因は事故に次いで第2位
つまり大人でも5つの主要リスクを全て回避していてもなってしまう人もいるということです。でもできることなら避けられるリスクは避けておきたいですし、知っておくだけでも行動が変わりますよね。

もし今健康な皆様は少しでも健康のお裾分けをしてもらえると嬉しいと思います。上記のクラファンはもちろんですが、献血も十分な支援です。
子どもは血液のがんも多いので、みんなで少しづつでも支援をしていきましょう!僕も献血は自分のがんリスクを下げるためにも毎回やっています☆

リスクの確認方法

世界保健機関(WHO)の外郭団体に国際がん研究機関(IARC)が存在します。
IARCは発がん状況の監視、発がん原因の特定、発がん性物質のメカニズムの解明、発がん制御の科学的戦略の確立を目的に、各国の研究協力を推進して活動しています。
そして、人に対する発がん性に関する様々な物質・要因を評価し、4段階に分類しています。

グループ1……「ヒトに対して発がん性がある」
グループ2A…「ヒトに対しておそらく発がん性がある」
グループ2B…「ヒトに対して発がん性がある可能性がある」
グループ3……「ヒトに対して発がん性について分類できない」

その分類の中からグループ1や2Aに分類されている意外なものをピックアップしていきたいと思います。
ただし、IARCによる発がん性の分類は、人に対する発がん性があるかどうかの「証拠の強さ」を示すもので、決して発がん性の強さや暴露量に基づくリスクの大きさを示すものではありませんのでお間違いないように。

がんリスクの高い職業①美容師

IARCは染髪料などの化学薬品を扱うことの多い美容師をグループ2Aに分類しています。
2023年8月時点で2Aグループには95種類が分類されており、同じグループには鉛化合物や赤身肉、アクリルアミド(コゲ)や亜硝酸塩(発色剤)もあります。
鉛と肉が同じグループというのにも驚きですが、このグループは以下のうち少なくとも2つを含んでいるものになります。

・ヒトにおいて「発がん性の限定的な証拠」がある
・動物実験において「発がん性の十分な証拠」がある
・「作用因子が発がん性物質の主要な特性を示す有力な証拠」がある

一つ目と二つ目を含んでいたらちょっと怖くて手が出せませんよね。。。
美容師さんはなりたくてなる人の方が多いですが、それくらいリスクがある職業も世の中にはあり、それも誰かがやらなければいけない仕事というのも事実です。
もちろん薬剤を触る時は手袋などをされているかと思いますが、施術を受ける側も、ブリーチやパーマのやりすぎはご自身の健康を損なう可能性があると考えておいた方が良いかもしれませんね。

がんリスクの高い職業②夜勤仕事

概日リズムの乱れとなる夜間のシフト勤務も、国際がん研究機関(IARC)は「人に対しておそらく発がん性がある」とするグループ2Aに分類しています。もちろんどんな仕事も誰かがやらなければならないけれども、健康あっての人生なので無理はしないようにしてほしいところですね。
特に小規模な飲み屋さんは、夜間の仕事である上に、お客様からの一杯(アルコール)やタバコの副流煙などがんのリスクも多くなります。
まぁご本人がタバコを吸っていることの方が多いような気もしますが(^_^;)

最近は育児が難しくなってきた関係もあり、そういった場所にお子様連れでいらっしゃる方もたまに見かけますが、子どものことを思えばあまり好ましくないですよね。
まだファミレスなどのほうが環境整備がされているので、早めの時間に家族で食事が楽しめるような社会になればがんの罹患者も減ってくるのかもしれませんね。

がんリスクの高い行動①日焼け

排気ガスやタバコなどと同じグループ1「ヒトに対して発がん性がある」に分類されているのが、日焼けマシン。コンテストに出場しているorコンテスト出場に憧れた筋トレ好きなら、一度くらいは経験があるのではないでしょうか?
実際に僕もコンテストを目指していた時もそうですし、そうでなかった時もカッコいい体になりたいと、外で日焼けをしたり日焼けサロンに通っていました。
今考えればなんて馬鹿なことをしていたんだと思いますが、これは日焼けマシンだけでなく紫外線全てに言えることです。つまり、健康的に外で日焼けすることもあまり良くないということ。
もちろん、日光を浴びることは健康に非常に大切なので、浴び過ぎず、浴びなさ過ぎず。うーん、難しいですね(^_^;)
昔に比べて今は紫外線の量も多く、夏場は一年を通しても多くなり、特に熱中症などにもなりやすいので気にしなくてもいいと思います。

つくばの紅斑紫外線量年積算値の経年変化(気象庁ホームページより)


黒く筋骨隆々な体はまさに健康の前借り
美しく健康美な体を競うコンテストも、実はがんのリスクを高めていることをしっかりと理解した上で競技に取り組んでいきましょう!

がんリスクの高い行動②投薬治療

医薬品に使われる化学物質の中には、国際がん研究機関(IARC)が「人に対して発がん性がある」とするグループ1や、「人に対しておそらく発がん性がある」とするグループ2Aに分類しているものもいくつかあります。
抗がん剤に使われるタモキシフェンやメルファランなどの化学物質が、グループ1「人に対しておそらく発がん性がある」に分類されているのも皮肉な話。薬に関してはまだまだ知識も乏しいので深い話は書けませんが、これから治療をするという方はしっかりとお医者さんと相談した方が良さそうですね。

僕は医師ではないので曖昧なことは言えませんが、抗がん剤治療は果たして正しいのか…もし自分ががんになった時に勧められたら受けるのか…ちょっと考えてしまいますね。

ほなね!

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