皆さんはアレルギー検査ってしたことありますか？
花粉症やハウスダスト、ダニやペットなど気になるものはたくさんあると思いますが、実は僕こう見えてアレルギーは一切ありません！
正確に言うと、「今回の結果ではなにもなかった」だけです。
実は僕、過去に二度アレルギー検査を受けています。一度目は7年前に病院で、二度目は5年前に検査キットで行いました。
この両方が僕の不調を良い方向に改善する大きなきっかけとなりました。
初めてのアレルギー検査のきっかけ
年に数回、強烈な鼻水症状に悩まされていました。
何がきっかけかも分からず、ただ年に2〜3回程度しか起こらない不調だったので、毎回その場しのぎで頑張っていました。
ある日、地方出張の際にその症状が発症したので、これは何か植物によるものではないかと疑いました。その時周りにコメ(イネ)がたくさん生えていたので、これか！と思い、東京に帰って検査をすることにしました。
その時行ったのは一般的なアレルギー検査で血液採取でした。
結果はイネアレルギーはなく、ハウスダスト。ハウスダストアレルギーと言われても、その症状は家で発症することはほとんどなかったので、防ぎようもありませんでした。
当時の結果はもう捨ててしまいましたが、他には目立ったアレルギーはなく、症状の解決には至りませんでした。
人生を変えた二度目のアレルギー検査
そんな時に、アレルギー食品取扱の大手「辻安全食品」の辻社長の講演会に行く機会がありました。共通の知人を介して紹介していただいていたので、会うのは何度目か。
実はその日がちょうど僕の誕生日で、何か素敵な学びが待っている予感がして参加したのを覚えています。
講演会を聞き終わった後に雑談をしていると、僕がポロッと「今日が誕生日なんです」と口にした記憶があります。もちろん何かプレゼントをいただこうなんて疾しい気持ちはこれっぽっちもありませんでした。はい、これっぽっちもありませんでした。はい、これっぽっちも…www
本当に何もなかったのですが、それを聞いた辻社長が、年齢も年齢で職業も運動指導に関わるんだから、一度アレルギーの検査をした方がいいよ！と教えてくださいました。
ちょうど悩んでいた症状も話もしていたので、良いチャンスだと思いやり方を聞くと、なんと検査キットをプレゼントしてくれると…！
なんと太っ腹な社長なんでしょう！その時、いたただいた検査キットで調べることができる、食事の遅発性アレルギー「IgG」に関しては全く無知で、筋肉をつけるために高たんぱく質な食事にプロテインをガツガツ飲んでいた頃でした。
二度目のアレルギー検査の結果
結果はなんと小麦・乳・卵全てにアレルギー反応が！
今まで通常のアレルギーかと思っていたものがまさかの食品の遅発性アレルギーが原因かもしれないと。この日以来僕は①乳製品と卵を買うこと、②プロテインを飲むこと、この二つをやめることにしました。
検査の時点では症状の原因が食品であるかどうかは定かではありませんでしたが、改善の望みがあるならと！
そしたらどうでしょう。
数ヶ月経っても鼻水の症状が現れないことに気づきました。年に数回だけ悩まされている程度でしたが、本当に苦しかったです。
花粉症のひどい人は毎年何日間もあんな症状に悩まされていると思うと気の毒で仕方ありません…。
自宅でできる簡単検査キット
IgGアレルギー(遅発性アレルギー検査)は自宅でも簡単に行うことができます。
少し値は張りますが、絶対にやって後悔はないと思います。ご自身の控えるべき食材を一定期間控えると、一気に体調が良くなる人もいます。
遅発性アレルギーは気付きにくいので、まさかこの食品を摂っていたから体が重かったのか…など意外な盲点が見つかります。
下記は120項目の検査が可能なキット。
一般の場合であれば十分な項目数ですので、まず気になる人はこちらを試してみると良いと思います。好物や積極的に食べている食品が引っかかるパターンが多いので、もし反応が出たら少し食生活も改善していきましょうね！
◆乳製品／卵
カゼイン、チーズ（ミックス）、卵白、卵黄、牛乳、ホエイ、ヨーグルト
◆肉類
牛肉、鶏肉、馬肉、ラム、豚肉
◆魚／シーフード
シーバス（スズキ目）、ハマグリ/アサリ、タラ、カニ、ウナギ、サバ、タコ、カキ、鮭、イワシ、ホタテ貝、鯛、エビ、イカ、マグロ
◆ナッツ／種子／豆
アーモンド、ソラマメ、サヤインゲン、キドニー豆、カシューナッツ、栗、ヒヨコ豆、ココナッツ、銀杏、緑豆、エンドウ豆、ピーナッツ、ピスタチオ、菜種、あずき、ゴマ、大豆、西洋クルミ
◆穀物（グルテンを含む）
大麦、デュラム小麦、グリアジン（グルテン）、オート麦、ライ麦、スペルト小麦、小麦、小麦ふすま
◆穀物（グルテンを含まない）
ソバの実、トウモロコシ、キノア、白米
◆フルーツ
リンゴ、アボカド、バナナ、ブルーベリー、チェリー、ブドウ（ミックス）、グレープフルーツ、キウイ、レモン、マンゴー、メロン（ハニーデュー）、オレンジ、桃、洋梨、パイナップル、イチゴ、スイカ
◆野菜／藻類
寒天、わかめ、アスパラガス、ナス、ビート（てんさい）、ブロッコリー、ニンジン、カリフラワー、セロリ、キャベツ、キュウリ、ニンニク、ショウガ、昆布、リーキ（西洋ネギ）、レタス、もやし、マッシュルーム、オリーブ、タマネギ、ピーマン（ミックス）、ジャガイモ、かぼちゃ、ラディッシュ、ほうれん草、サツマイモ、トマト、カブ
◆ハーブ／スパイス
バジル、赤唐辛子、シナモン、カレー粉、マスタード、パセリ、コショウの実、ペパーミント、バニラビーンズ
◆その他
カンジダ、サトウキビ、カカオ豆、コーヒー、ハチミツ、紅茶、緑茶、製パン用イースト、醸造用イースト
お子さんに対する検査や、ご自身でももう少し調べたいという人には219項目がチェックできるこちらが良いでしょう。
2万円くらい変わりますが、それで体調が改善するのであれば安いものです！
120項目に加えて、乳製品であればヤギ乳や羊乳。肉類であればカモ、ヤギ、ウズラ、ウサギ、七面鳥などさらに多くの品目数に及びます。
日本では食することも少ないので、もし海外移住などを考えている人がいればくらいのものでしょう。
今回のアレルギー検査の結果
今回はIgGの詳細な検査ではなく、一般的なアレルギー検査を行いました。
結果はハウスダストなどは若干の反応が出たものの、それ以外は全部反応なし！花粉症の人からは「喧嘩売ってるのか！？」と言われるくらいでしたが、個人的にはすごく安心しましたw
さらに反応があったはずの乳・小麦・卵は全てなくなっていました！
これにはかなり驚きましたが、やはり摂りすぎている食品は一度断つことも大切なんだと改めて感じました。
卵、乳、小麦は食物アレルギー原因食物の代表であり、乳幼児期は食物原因アレルギーの70%以上を占めるほどです。もちろん年齢とともに寛解したり、原因が変わったりしますが、私はこれからも乳製品と卵製品は積極的に買うことはないと思います。
ただ、小麦だけはパンや麺類など主食としても当たり前の日常になっており、個人的に大好きなのでや買うこともあります。もちろん乳や卵に比べると摂取頻度は多いですが、一般の方よりはかなり少ないと思います。
ほなね！
