○○○は万能調理器具!?

圧力鍋食事
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毎日の食事で気をつけるのが食材。
なるべく新鮮で安くて美味しいものをと考えるのは当然ですが、調理法まで考えて食材を買うことは少ないのではないでしょうか?
実は同じ食材でも調理法によって栄養価は異なります
。栄養とは「摂取→消化→吸収→代謝」の一連の流れを指し、最終的に排泄されたものとの差が私たちの体を作ってくれます。
つまり、同じ食材でも調理法が異なるだけで消化→吸収→代謝の部分の比率が変わってきます。もちろん美味しい調理法が一番なのですが、少しいつもと違うレシピにしてみるだけで、栄養価がグッとアップするかもしれません。

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そんな調理法のバリエーションが広がる万能調理器具が圧力鍋!今回はその調理法のメリットなどについて書いていきたいと思います。
僕はもともと圧力鍋を持っていなかったのですが、炊飯器が壊れた際に圧力鍋を見つけて、「米も炊けるし料理もできるし一石二鳥じゃん!」と軽い気持ちで買ったのですが、今では二鳥どころか何羽の鳥を連れてきてくれたことか…というくらい気に入っています!www
栄養を逃すことなく、より健康的に摂取するには最適な調理がたくさんできるので、是非お持ちの方は参考にもしてみてください☆

煮る

圧力鍋最大の調理法といえば圧力をかけて煮ること。
通常の鍋で煮るよりも短時間かつ食材が柔らかくなるので、時短で美味しい料理が食べられるのは嬉しいことです。
食材が柔らかくなるということは、普段は食べられないようなところまで食べられるのは大きなメリットです。
例えばキャベツの芯は葉に比べてカリウムも多く、むくみを気にする女性は是非捨てずに食べて欲しい部分です。また、キャベツから発見された栄養成分であるキャベジンも豊富に含まれているので、胃腸の弱い人は丸ごと食べると良いですね(^^)
他にも魚の骨など、栄養価の高い部分はまだまだあります。圧力をかけて煮ることでそういった部分も食べれるようになること+煮汁ごと食べられるので栄養を逃しません。

もちろん熱に弱い栄養素もあるので、全てが良い状態で摂取できるとは限られませんが、少ない水分の短時間調理なので、ビタミンCの残存率も蒸し調理や茹で調理よりも高いというデータもあります。
圧力をかけると聞くと、栄養が破壊されそうな気もしますがそれは大きな間違い。食材に合った調理法でできる限り栄養を効率よく摂るようにしましょう!

蒸す

食材の水分を逃さないのでしっとり、ふっくら仕上がる上に、高温で壊れやすく水に溶けやすい栄養素の流出も最小限に防ぐことができます。健康面にも優れた調理法ですが、家庭ではなかなか難しいのが本音ですよね。
しかし、圧力鍋なら蒸し調理までできる!僕はまだやったことがないのですが(というかそんなに料理上手ではないw)、蒸し台がついているので茶碗蒸しやプリンも5分くらいで簡単にできるそうです。

蒸し料理はじっくり火を通すので、素材の旨みがしっかりと味わえるのが特徴。また、形が崩れることもないので見た目にも美味しい料理に仕上がります。
根菜類に向いた調理法でもあり、さつまいもやかぼちゃなどはしっかりと旨みを閉じ込めることができます。食材を切らずに丸ごと調理することで流出する栄養素も最小限に防ぐことができます

低温調理

低い温度での調理は糖質やたんぱく質の変性を最小限に抑えることができ、水分や旨みもキープできるので今人気の調理法。
肉や魚は高温調理することでヘテロサイクリックアミンという発がん性のある物質が生成されます。ヘテロサイクリックアミンはタバコの副流煙や排気ガスにも含まれ、その数は20種類以上とも言われています。
揚げたり焦げたりすることはもちろん、少し焼き目がついたくらいのその焼き目も実は危険。国際がん研究機関(IARC)の評価によると、1993年には数種類のヘテロサイクリックアミンの発がん性評価ランクが上がっています。

圧力鍋では低温調理はもちろん、発酵調理もできます。60-90℃までの設定ができるので、非常に便利です。炊飯器だとどうしても一定の温度でキープができないですが、圧力鍋ではそんな悩みも解決。
タンパク質に熱を加えると50℃辺りから変化を起こし、70℃を超える辺りには固く縮んでほとんどの肉汁を失ってしまうそう。
低温調理器具の先駆けでもあるBONIQ公式サイトによると、55℃〜58℃辺りがもっとも柔らかくなるそうなので、その温度を狙ってお肉を調理するといいかもしれませんね。

おまけ

実は圧力鍋は炒める調理もできます。
先ほど、少々の焦げも体にはよくないと書きましたが、炒め調理を一切排除するべきだという話ではありません。
炒め調理の頻度を減らしたり、炒める時間を短くして焼き目を少なめにしたりと様々な工夫をすることで今まで通りの食卓のバラエティーを保つことができます。

120-150℃までの温度設定も可能で、フライパンと遜色ありません。軽く炒めて早めに水を入れて煮たりすれば、カレーなども簡単に早く作ることができます。
フライパンや鍋など様々な調理で使っていた器具が一台に集約され、最も不健康な揚げ調理ができないのでとても優れものです。是非これからは調理法にも少しこだわって、より上手に栄養を摂っていくようにしましょう!

ほなね!

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