汚名を着せられた食材

汚名食材食事
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どんな食材も摂りすぎは健康を害しますが、少量でも体にとって悪影響を及ぼすものも多々あります。食材の良し悪しは考え方やその人の解釈なので、このブログも参考程度にしてほしいと思いますが、そういった情報を知って選ぶのか。はたまた知らずに選ぶ(子どもに与える)のかは大きな違いがあると思います。
昔習った印象深い言葉で「無知の知」という言葉があります。「知らないということを知りなさい」「知ったかぶりをするな」という意味なのですが、それよりも知らないことをどんどん知ることで無知が知に変わっていくことが大切!食べるものを選ぶ時もメリットデメリットを知った上で選べるだけでも大違いですよ☆

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ダーティーダズン

「Dirty Dozen」
直訳すると「汚れた12(ダース)」ですが、これはアメリカのEWG(Environmental Working Group)という健康や環境保護を目的としている団体が「残留農薬が多く見つかった野菜・果物」を毎年ワースト12位まで発表している愛称です。
なんだかあまり良い響きではありませんが、どんな野菜や果物に残留農薬が多いのかを知っていれば選ばないor選んでもしっかりと洗うなど対処ができるので消費者にとっては嬉しいですよね。
日本はどんな野菜や果物に残っているかも分かりませんし、JAを通しているかどうかでも変わってきたりします。詳しくは知らないのでこれ以上は分かりませんが、産直で買う野菜や果物が一番いいのではないかと個人的には感じています。

さて、ではこのダーティーダズンの栄えある?一位に輝いたものとは何なのか…
それは「イチゴ」です!もちろんアメリカでのお話なので、日本のイチゴが危険だとかそういう話ではありません。もしアメリカでイチゴを食べるのであればオーガニック栽培のものを選ぶなどの配慮は必要かもしれませんね。
日本でのいちご狩りではその場で取って食べられますから、アメリカからしてみると異様な光景なのかもしれませんね(^^;
ちなみに残りの11品と、反対に農薬が最も少ないランキングも発表されていますので下のバナーをクリックして見てみてくださいね☆僕が毎朝一個食べるリンゴもどちらかにランクインしています…。

キラーオイル

「Killer Oil」
直訳すると「殺人油」!何とも恐ろしいネーミングですが、油で足を滑らせて転んで頭を打つとかそういった話ではありません(^^;
我々の体に悪さをする油が実はたくさん潜んでいます。このキラーオイル以外にも動物性油脂や植物性油脂も摂りすぎはもちろん体に害を与えます。油は細胞膜やホルモンの材料になるので、良質なものを最適なバランスで摂ることが大切です。

しかしこのキラーオイルだけは少量でも摂取すると体に害を与えることが知られています。その油の正体とはズバリ「トランス脂肪酸」
聞いたことがある方も多いと思いますが、日本ではまだまだ規制もされていないのでどの食品にどれだけのトランス脂肪酸が含まれているかは分からないのが正直なところ。これは工業的に液状油を固形油に変える時に生じる副産物。つまり植物性原料なのに固形になっているとトランス脂肪酸を含んでいる可能性が高いということです。
その代表がマーガリンやショートニング。もちろん全てに入っているかは分かりませんが工業的に大きな処理をされているものは注意が必要でしょう。

ボーンスティーラー

「Bone Stealer」
直訳すると骨泥棒!何ともお茶目な汚名ですが我々は小さいころから骨を丈夫にと両親や先生から嫌というほど言われてきましたよね。給食はごはんでもパンでも味付けにも関係なく必ず牛乳がありました。僕は牛乳が大好きだったので飲まない人の分をもらっていつも3本くらい飲んでいた気がします。そのお陰か今まで骨折の経験はなく(気づいてないだけの可能性もw)体はかなり丈夫です。

しかしこの骨泥棒の正体は「牛乳」!色々学んで分かりましたが乳製品の排除が健康に繋がる大きな一歩になることは間違いないと思っています。そもそもカルシウだけを摂っても骨は強くなりません。体の中のミネラルは絶妙なバランスで成り立っており、それが崩れると体はどうにかして戻そうとします。
そう、牛乳のように吸収の良いカルシウムが一気に入ってくると、今度はカルシウムを排泄しようと脱灰が起こります。

それ以外にも動物性脂質の過剰摂取に繋がりますし、アレルギーの原因となっている牛乳に含まれるカゼインはがん細胞を成長させる最大因子です。骨をもろく、がんになりたければ飲む飲み物こそが牛乳なのです。もちろんこういった意見には賛否両論ありますので是非ご自身でも情報をキャッチしてみてください。日本人の耳にはほとんど入ってこない人類最大の疫学調査「チャイナプロジェクト」が証明してくれています。

スイートポイズン

「Sweet Poison」
甘い物には毒があるなんてよく言われますが、これは人工甘味料「アスパルテーム」に着せられた汚名。様々なお菓子や飲料に使われており、その甘さは砂糖の10,000倍とも!
実は僕自身、高校化学の実験でこの人工甘味料を作ったことがあります。アスパルテームだったかどうかは忘れましたが、アセトンのような有機溶媒を何度も化学変化させていき、最後に少量の白い粉が残ったことを覚えています。その白い粉を爪楊枝の先につけて(目に見えないくらいの少量)ペットボトルの水に混ぜた時、強烈な甘さになったことを今でも覚えています。
人工甘味料はそれほど強烈な甘さで、何よりもその甘味も砂糖に近いことが大きなメリット。そのため食品会社はこぞってこれらの人工甘味料を利用するわけです。

このアスパルテームには分解されると猛毒であるメタノールが発生します。我々がアルコール飲料として飲むエタノールと名前は似ていますが全く違います。
昔はその違いが理解されずに密造酒などに使われそれを飲んだ多くの人が命を落とすという事件が数えきれないくらい発生しています。メチルは「目が散る」と教えられ、絶対飲まないようにと僕も言われました。そもそもそんなもの飲む機会もないし一般的には手に入りません(^^;

それ以外にもこのアスパルテームの使用が認可されるまでにはいろいろな問題が起こっています。米FDAの科学者は危険性を分かっていたので承認するべきではないと言っていたのですが、当時の長官が無理やり押し切り承認。その後その長官はアスパルテーム製造関連会社の特別な役職に就任。
何か大きな力が動いて承認されたことは間違いないと言えるでしょう。人工甘味料もコーラを一本飲むくらいで何か大きなことが起こることはまずありませんが、今の子どもたちは幼少期からそうした食べ物を口にしています。
数十年の積み重ねでどのようなことが起こるかはまだ誰も知りません。

ほなね!

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