運動は見落としがちなメリットがたくさん!

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運動と言えば、ダイエットや筋力アップのイメージが強く、目に見えた結果が早く出ないとなかなか続かないのではないでしょうか?
もちろん一朝一夕に望んだ結果が出れば、世の中恐らく誰一人太っていないですよね…。そう簡単に変化しないのが体ですが、運動には体を変える以外にもたくさんのメリットがあります。
それらはなかなか気付きにくいので、運動をやめてから何か不調を感じるということの方が多いかもしれません。
筋肉や体重以外にも大きな影響をもたらす運動のメリットを理解してもっと気軽にスポーツやフィットネスを楽しんでほしいと思います☆

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ホルモン

運動をすることで目に見えないホルモンがたくさん分泌されているのはご存じでしょうか?
よく運動をしようと思ってもやる気が出ない…という人もいますが、そもそも何もしなければやる気は出ません!やる気を出すのもドーパミンというホルモンが関わっており、これも運動することで分泌されます。
これがやる気がなくてもやってるうちにやる気が出てくる理由です。皆さんも一度は経験があるのではないでしょうか?
つまり運動したくなくても、まずジムまで歩いてみる(ウォーキング)、ストレッチで体を温めてみるなどの行動が重要になってきます!

他にも幸せホルモンと言われるセロトニンも運動により分泌されます。
前述のやる気や喜びを生み出すドーパミンと、反対の恐怖や怒りなどを生み出すノルアドレナリンのバランスを取っている大事なホルモン。
セロトニンの分泌量が少なくなるとメンタルコントロールがうまくいかなくなったりと様々な不調をきたします。

また、このセロトニンは催眠ホルモンであるメラトニンの前駆体でもあるので、質の良い睡眠を取るためにもとても重要。
セロトニンはリズムのある運動で分泌量が高まると言われており、さらに日光を浴びることでも生成を活性化してくれます。
運動が苦手な方でも、晴れた日の散歩程度なら苦ではないのではないでしょうか?まずは気持ちいい環境でフラっとお散歩からでも運動のメリットは得られます☆

ミトコンドリア

ミトコンドリアは細胞内にあるエネルギーの産生工場。
つまり、このミトコンドリアが活発に働いている人ほど元気があるということです。運動はこのミトコンドリアの働きを活発にもしてくれます。
人間の細胞は約37兆個。その一つ一つに数百~数千という単位で存在するので、非常に重要な器官です。

有酸素運動などにより、鍛えられる遅筋繊維(赤筋)にはミトコンドリアが多く存在します。つまり、無酸素運動の筋トレばかりではなく、ランニングなど少し強度の高い有酸素運動も織り交ぜていく方が日常の活力がアップするということにも繋がります。
ミトコンドリアの量が多いほど、酸素を使ってより多くのエネルギーを生み出すので疲れにくくもなります。
陸上選手に例えると、短距離選手よりも長距離選手のほうがミトコンドリアの量は多いと言われていまる。爆発的なパワーよりも、ある程度の力を長く出し続けても疲れにくい体がポイントになります。

またこのミトコンドリアが機能異常を起こし、脳や筋肉が障害されると様々な病状を引き起こします。生まれつきミトコンドリアの働きを低下させるような遺伝子変異を持っている方が発症しますが、薬の副作用などで起こる場合もあります。
もちろん運動だけで防ぐことができる病気ではありませんが、常日頃から健康でい続けるためにも無理のない適度な運動は行いましょう!

VO2max

VO2maxはとはVolume Oxygen Maximumの略で、訳すと最大酸素摂取量。つまり、呼吸によってどれだけの酸素が体内に取り込めるかの数値です。
VO2maxが高いと、先ほどのミトコンドリアから生み出されるエネルギーも多くなるということ。このVo2maxは、特別なマシンや運動で測定するしかないのですが、年齢などから簡易的に計算する方法もあります。
もしかしたら今はスマートウォッチとかでも分かるんですかね?(ほしいけど持ってないから分からないww)

15×(220-年齢)÷安静時心拍数

この計算で出た数値を上表と見比べてみてください。
あくまでも平均値の参考ですが、下回っている人は積極的に運動をする必要があるかもしれません。これでご自身の努力で変えることができるのは安静時心拍数。
つまり、日常の心拍数がいかに抑えることができるかということです。肥満になれば呼吸も早く、口呼吸になり、酸素供給量も激減します。
運動はもちろんですが、まずは普段から鼻呼吸を心掛けるだけでも変わりますよ!
いつも口が開いていないか?ベロは上顎にくっついているか?そういったことを確認してみてください☆

血流

運動をすれば血流が良くなることは承知のことかと思います。
しかし、これは運動中に十分な水分補給があってこそ。もちろん運動前後にも補給してほしいですが、水分不足は運動の天敵!
まずは十分な水分を摂りながら運動することを心掛けていきましょう。

また、運動することで筋肉が収縮するのですが、この筋収縮こそ血流を流すポンプ。特にふくらはぎは第二の心臓とも言われるくらい重要で、下半身からの血流を心臓まで戻してくれる役割があります。
浮腫みなどを防ぐためにも、下半身の筋トレは是非行っていきたいですね。
その他、運動により心拍数や体温が上がることでも血流は良くなりますし、一酸化窒素というという血管拡張作用のある物質も産生されます。
この一酸化窒素は、副鼻腔粘膜からも分泌されているので、口呼吸では得られないメリットです。ちなみに口呼吸が習慣化すると、二酸化炭素排出過多により細胞への酸素供給量も少なくなってしまいます。

まずは鼻呼吸が乱れずにできる優しいウォーキングからでもやってみる価値は十分にありますね(^_-)-☆

ほなね!

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