野菜や果物で気になるのが農薬。
もう今や出回っているほとんどの野菜や果物に農薬が散布されているので、避けることはほぼ不可能。オーガニックなど気にしだすとキリがないし、経済的にも難しくなります。
そこで今回は残留農薬の少ない野菜や果物をランキング形式でご紹介!但し、こちらは日本国内のデータではなく海外のもの。
アメリカで最も影響力のある非営利環境団体「EWG(Environment Working Group)」のデータを参考にしておりますので、全てが当てはまるわけではないですが、非常に参考になると思います☆
第5位:パパイヤ
おそらく日本人にはあまり馴染みのない果物。
青パパイヤはサラダや炒め物に使われることが多いですが、黄パパイヤはそのままデザートとして食べることがほとんどだと思います。
パパイヤにはタンパク質分解酵素であるパパインが多く含まれているので、肉料理との相性も良く、食後のデザートとしてもおススメです。但し、熟するにつれてパパイン酵素の量は減少するので、青パパイヤを料理に使うのがベスト!
黄パパイヤはその色からカロテンが豊富。
オレンジ(黄色)の野菜や果物は、カボチャやパプリカなど数えるほどしかない中でパパイヤは貴重!”緑黄色野菜”と言われるくらいですから、黄色野菜は我々の体にとってなくてはならない存在。
青は料理、黄はデザートとしてパパイヤも食卓に並べてみてはいかがでしょうか?食物酵素が豊富な食材は体を元気にしてくれますよ(^^)
第4位:玉ねぎ
血液サラサラ効果や抗ガン作用が期待される玉ねぎが体に良いことはおそらく多くの人が知っていると思います。良い健康効果の報告は数えきれないほどありますので、玉ねぎは健康のためにも是非取り入れてほしい野菜です。
しかも残留農薬の心配も少ないということは嬉しい限り。おそらく日本国内の玉ねぎであればそのリスクはさらに下がるでしょう!
さらに玉ねぎにはオリゴ糖が多く含まれ、腸内環境の改善にも役立ちます。しかし、オリゴ糖は難消化性の糖なので、「IBS(過敏性腸症候群)」を患っている人や、低FODMAP(発酵性糖類)の食事に気を付けている人は食べ過ぎに気を付けましょう!
第3位:パイナップル
こちらはなかなか果実丸ごとを買うことは少なく缶詰などに頼ってしまいがちですが、残留農薬の心配も少ないので輸入ものでも是非生の果実を買うことをおススメします。
もう缶詰がなぜよくないかということは釈迦に説法かと思いますのでここでは割愛させていただきます。
生のパイナップルにもパパイヤと同様に、タンパク質分解酵素が多く含まれています。ステーキやハンバーグの上にパイナップルを乗せたり、酢豚にパイナップルを入れることは理にかなっているんですね。個人的には是非ともやめてほしいですがw
他にもキウイフルーツにもタンパク質酵素が含まれていますので、お肉を柔らかくしたいときはパインかキウイ、パパイヤの果汁に漬けこむことがGOOD☆
但し漬け込みすぎるとお肉がボロボロになることもあるので要注意!
第2位:トウモロコシ
日本のトウモロコシと言えば北海道!
甘くて焼いても揚げても本当に美味しい食材ですよね☆国産のトウモロコシは心配いらないかもしれませんが、輸入物の缶詰スイートコーンなどには少し注意が必要かもしれません。
というのも、サイトの注釈に気になる一文が…
米国で販売されている少量のスイートコーン、パパイヤ、サマースカッシュは、遺伝子組み換え種子から生産されています。遺伝子組み換え作物を避けたい場合は、これらの作物の有機品種を購入してください。
つまり、アメリカで生産されているトウモロコシやパパイヤは遺伝子組み換えが当たり前。遺伝子を組み替えることにより、環境に強い品種が作り出せる。つまり、農薬をそんなに散布しなくても害虫を寄せ付けにくい品種なども作り出せるということです。
これは消費者が「農薬残留作物」か「遺伝子組み換え作物」のどちらを選択するかという問題。もう普通の作物という選択肢はほとんど残っていないということです…( ;∀;)
トウモロコシは缶詰や輸入ものではなく国産の美味しいものを選ぶようにしましょう☆
第1位:アボカド
最も安心安全な野菜はアボカド!
分厚い皮に覆われているので見るからに農薬が浸透しにくそうです。もちろんそれでも切る前にはしっかりと洗うようにしてください。
アボカドに含まれる脂質は良質なものが多く、現代の好ましくない脂質の摂りすぎのアンバランスを整えてくれます。脂質は細胞を構成するためにもなくてはならない栄養素ですが、その中にも様々な種類があります。
今は摂るべき脂質が少なく、摂るべきでない脂質が多いので、我々の細胞もその栄養で出来ていると考えると必要以上に細胞が老け込んでいる可能性が。
体を細胞から若返らせるという意味でもアボカドは重要な食材です。サラダにトッピングしてアマニオイルやエゴマ、シソオイルのドレッシングをかければ最高の高脂質食が完成します。
脂っこいものがダメなのではなく、油の摂取源を変えることがポイント!サラダから油を摂るという感覚の人はほとんどいないと思いますが、良質な脂質を摂るにはサラダか寿司!
是非今日から揚げ物や行く料理を減らして、脂質たっぷりのサラダを取り入れてみてください☆
ほなね!