筋トレ民はなぜブロッコリー?

ステーキ食事
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筋トレを好む人がこぞって食べる野菜といえばブロッコリー。
むしろ野菜はブロッコリー以外食べてないんじゃないかと思うくらいですが、なぜみんなそんなにブロッコリーばかり食べるのか不思議に思ったことはありませんか?w
僕は凄く不思議で、そんな付け合わせの申し訳程度の野菜では何も変わらないよ!と思っています(^^;
と言いながら僕もブロッコリーに変えるのですが、単純に美味しいですよね☆
今日はおそらく筋トレ初心者の皆さんが気になっているであろうブロッコリーの疑問を解決していきたいと思います!

ReBoRn

栄養バランスの平均点

ビタミンB群やCなどたんぱく質や脂質の代謝に重要な微量栄養素をバランスよく含んでおり、野菜の中では比較的たんぱく質含有量も多いです(とは言ってもごく僅か)。
何かが飛び抜けてすごく多いというわけではなく、かなり平均的。だからこそ良いのがブロッコリーの特徴です。
ステーキなどの付け合わせでは選べるものが他にコーンかニンジンのグラッセぐらいしかありませんので、ボディメイクを考えるならブロッコリーが一番適しています。
但し、コーンやニンジンの糖質が多いからと言ってお残しは厳禁!多いと言ってもそもそも食べる量が少ないのですから、その栄養を摂り逃すほうがもったいない!

日本食品標準成分表2015年版(七訂)より

また、ブロッコリーは重量もあるので、ちょっとした付け合わせでも量が確保できるのもポイント。
ピーマンやほうれん草、アスパラなども栄養価が高くボディメイクには向いている野菜なので、偏り過ぎずいろいろな野菜を食べるように心掛けましょう。

テストステロンの働きがUP

キャベツやブロッコリーなどアブラナ科の野菜に含まれる「インドール」も細胞をダメージから守る抗酸化作用の強い物質で、筋肉細胞の炎症を抑えてくれます。
また、エストロゲン(女性ホルモン)の働きを抑え、間接的にテストステロン(男性ホルモン)の働きを上げてくれるホルモン調整作用も持ちます。
ちなみにこれらのホルモンは性別関係なく分泌していますがその量の違いから分けてそう呼ばれています。

おいしい大麦研究所HPより

アブラナ科の野菜は他にもカリフラワーやケール、ルッコラやクレソンなどです。初期段階の発がんを抑制する働きもあるので「デザイナーフーズピラミッド」でも重要な位置づけになっています。
以前にも紹介した「1日5皿分以上の野菜と200gの果物を食べよう」という『5 A DAY(ファイブ・ア・デイ)運動』もここから展開されました。
アブラナ科の野菜には、おそらくまだまだ病気を予防してくれる多くの栄養が含まれているはずです。ボディメイクにも健康にも野菜は必須!
ブロッコリーを含めたアブラナ科を積極的に食べるようにしましょう!

筋肉成長抑制ホルモンの減少

人の体は面白いもので、どれだけ頑張ってもある一定以上の筋肉はつきません。
筋肉はエネルギーを大量に消費する器官なので、体としてはお荷物。筋肉よりも脂肪を蓄えることが本能的にプログラムされています。
ボディビルダーと肥満の人が無人島に漂流したら、間違いなく先に死んでしまうのはボディビルダーw
人間の体にはこれ以上余計な筋肉をつけるな!という信号を送るホルモンがあるのです。

そのホルモンが「ミオスタチン」と呼ばれる筋肉成長抑制ホルモン。テストステロンが筋肉成長ホルモンであるのであれば正反対の働きをするもの。
こうして人間の体は絶妙なバランスで出来上がっているわけですが、このミオスタチンの働きを阻害することができる栄養素があります。
それがブロッコリーに含まれるファイトケミカルの一種「スルフォラファン」。スルフォラファンは抗酸化作用も強いため、運動ストレスから身を守る役割も果たしてくれます。
特にブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトには多くのスルフォラファンが含まれていますので、サラダバーにあったら大量に食べることをおススメします☆
ブロッコリースプラウトからスルフォラファンを効率的に摂取するには、ミロシナーゼが働く「生」の状態で、よく噛むorすりつぶすなどして「細胞を壊す」ことが有効です。

ほなね!

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