寝すぎてもいいことなし!睡眠中に失われるもの。

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何かと病気の原因にされがちな「睡眠不足」。そもそも睡眠不足とは何時間以下のことを言うのでしょうか?
7時間と言う人もいれば8時間という人もいますよね。これも栄養と同じで個人差があるのは確実です。何時間寝ても眠いという人もいれば、短時間睡眠でも平気な人もいます。
そもそも季節によっても確実に変わるのであまり気にしすぎないことが一番です。冬のほうが日が短い上に布団が気持ちいい!眠いというより寒くて布団が気持ちよくて睡魔に襲われるというほうが正しいかもしれませんねw

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そんな睡眠も忙しい現代人に8時間睡眠を推奨するほうがナンセンス!不安を煽られそこに足元救われてしまってはいつまでたっても睡眠の悩みから抜け出せませんよ!
栄養もそうですが何事も適量が大切。栄養を摂りすぎると太るように睡眠をとりすぎると不調に繋がる可能性も!?

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体温

夜中や朝方に寒くて目が覚めた経験ありませんか?
起きているときは寒さを感じるはずもない室内でも寝ていると寒さを感じる。すなわち寝ている間は体温が低下するということです。
体温が低下する際にレム睡眠が誘発されるので、布団に入る前に風呂やシャワーを浴びて体温を上げることは副交感神経優位にもなるのでいいですね☆

もう一つこんなことを聞いたことはないでしょうか?
「体温が〇度上がると免疫力が〇%上がる」
ということは逆を言えば睡眠中は体温が下がるので合わせて免疫力も低下しているということ。不調の多くを寝起きに感じることが多いと思いますが、なぜ体調を崩したときは寝るべきだと言われるのでしょう?

もちろん余計なエネルギーを使わないようにということは分かるのですがなんだか不思議ですねぇ~w

血流

睡眠は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」から構成されると言われています。
このレムは「Rapid Eye Movement」の略なので、浅い眠りの時に眼球が動いているということ。夢を見るのもこのレム睡眠時(正確には覚えている夢)が多いようです。

レム睡眠………全体の20%で浅い睡眠
ノンレム睡眠…全体の80%で深い睡眠

一方のノンレム睡眠は深い睡眠で眼球の動きも停止し、副交感神経が優位になり脳は休息状態に入ります。つまり寝ている時間の多くが筋肉にも命令を出すことが少なくなるため緊張状態が続いているということ。寝ているときに腰や肩が痛くて起きる、起きたときに腕がしびれているという経験のある人も多いかと思いますがこれも血流が低下している一つの証拠。
体を自らの意思で動かせないために寝返りをうつわけですが、その寝返りこそが血流を何とか保とうとする動きなので寝る環境は重要かもしれません。
ただしそれ以上に日中の活動や日々のストレスに大きく左右されるので、睡眠だけを改善しようと思ってもなかなか難しいでしょう。

一方で血流が上がる部位もあります。動物実験ですがレム睡眠中は脳への毛細血管に流れる赤血球の数が大幅に増加したという良い報告が。これにより大脳皮質で活発な物質交換が行われ脳をリフレッシュさせているのではないかと。やはり記憶を定着させるには一度寝ることが大切なようです(^^)

Cerebral capillary blood flow upsurge during REM sleep is mediated by A2a receptors

水分

最後の二つは当たり前の話になってしまいますが、もちろん寝ている間は水分が摂れません。それどころか寝る前にトイレ、起きたときにトイレ、もしくは夜中にトイレに起きてしまう人もいるでしょう。
睡眠時間の前後を考えると意外に体から水分を出していることに気付くと思います。
寝る前と起きてすぐの水分補給が大切なことがこれだけでも分かっていただけると思いますが、水分が抜けるということは血流が低下するということの裏返し。

先ほど述べたようにただでさえ体への血流は低下しているので、水分を摂らずに寝がえりのうちにくい環境で寝ていればそりゃ不調も起こりますよね(^^;
寝る前にしっかり水分を摂って、硬すぎず柔らかすぎずの適度なスペースがあるベッドで寝るだけでも体調の変化に気付くかもしれません☆

運動

こちらも当然!w
疲れたときや体調の悪いときはなるべく体を動かさずに余計な体力を消耗しないことは重要です。僕はよく体調が悪くてもジムに行き、無駄な体力を使い悪化させていましたw
やはり運動も適度に行うこと、体調に異変を感じていたら焦らず休むことが大切なので参考にしてください。行かなきゃ!という気持ちは凄く分かります。習慣化できている人ほど休めなくなるんですよね(^^;

なのに一つ疑問が!
「寝不足は太る。肥満の人は寝不足が多い。」
これも皆さん聞いたことがあるのではないでしょうか?寝不足ということは活動時間が長いのになぜ太るのでしょうか?寝ている間に痩せるホルモンか太らないホルモンでも大量に分泌しているのでしょうか?w
もう寝不足が肥満の直接的な原因ではないことは明らかだと思います。むしろゴロゴロいつまでも寝ているほうが太ります。活動量に応じた栄養と睡眠(休息)は人により千差万別です。間違った固定概念で悩むことが睡眠不足の一番大きな原因になるのではないでしょうか。

ほなね!

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