ダイエット関係なく誰もが気にする数字「体重」はこの世に重力がある限り一生付きまとうものですが、あまり気にしすぎはよくありません。
今のダイエット=減量になってしまっていることが非常に危険だと感じています。
ダイエットは本来の健康的な食生活にリセットしたときに自然に落ちていく体重(人によっては増えていく)体重だと思っています。
体重計が減っていることを確認する道具にならないように注意したいものですね☆
測るタイミングを揃える
まずは大前提に、一日の中でも体重は大きく変動することを抑えておいてください。
500mlのペットボトルの水を飲んだ前後では0.5kg体重が変動することは言わずともですが、この変動さえも許せない!という人が多くいらっしゃるように感じます。
体質や気候、その日の運動量にもよりますが1.0~2.0kgくらいは変動幅と考えていいでしょう。運動前後やお風呂など水分をたくさん失う場合は、この変動幅をなるべく大きくしないようにこまめに水分補給することは非常に大切です☆
この変動幅があることを知っていれば、毎日の継続もなるべく同じ条件がいいことが分かります。個人的なお勧めは、寝起きトイレ後にパンツ一枚or全裸で測ることです。
一番手間をかけずに同じ条件に揃えやすいのがポイントです。しかし、某ヘルスメーターの大手企業が推奨する時間帯は夕方!
体脂肪率を計測するアルゴリズムやデータの兼ね合いもあるそうなのですが、一番重要なことはやはり同じ時間、コンディションで計測し続けることだそうです(^^)
日々の変動に一喜一憂しない
寝起きに測るというタイミングが揃っても、前夜の飲みすぎや食べ過ぎで体のコンディションが変わる場合はよくあることです。
もちろんこれは胃の中の残留食物や水分量で、あくまで一時的なもの。昨日食べたものが今日の体脂肪になっていてはたまったものではありませんwww
日々の変動は脂肪が増えたものではないということは分かっているつもりでも気持ちがついていかない人も多いです。
暴飲暴食したのに翌朝体重が減っているという場合はそれだけアルコールや高塩分食で脱水しているという裏返しなのでしょう(^^;
一喜一憂するよりも、乾いた体を潤してあげないとダイエットにはさらにマイナスになってしまいます。減ったことを確認するのは週に一回程度でいいでしょう。もしも今日明日で大きく減った場合は水分で戻してあげるくらいでOK(^^)
除脂肪体重を算出する
体重が減っていても体脂肪率が減っていなければ満足のいく体には近づくとは思いません。
例えば同じ体重、体脂肪率の二人がダイエットをしてどうなるかを見てみたいと思います。
皆さんは青井さんと赤井さんのどちらが上手にダイエットができたと思うでしょうか?
自分がどちらになりたいかと言われれば、もちろん体重も体脂肪率も減っている青井さんですよね。ではもう少し書き足して見比べてみましょう。
LBMとは体重から体脂肪量を引いた除脂肪体重。
ぶっちゃけ体重よりも除脂肪体重のほうが大切なので、それが測れる人はどちらをメインに考えておきましょう。
あれ?なんかちょっと違和感を感じませんか?w
体重も体脂肪率も落とせたはずの青井さんは筋肉量も大幅に減っています(もちろん水分とかありますがここは難しいことは無視してください)。
それに比べて赤井さんは脂肪こそ多くは減っていませんが、本来減らしたくないものの減少も最小限に抑えられています。
このように体重や体脂肪率だけを直感で判断してしまうと、最終的に理想としていた体に近づけていないということもありますので注意が必要です。
世界中でたった一人しか知らない数字
体重や体脂肪率は世界中でたった一人、あなただけしか知らない数字です。
まずはこの事実をもう一度しっかりと頭に入れておいてください。そして、皆さんが本来気にしなければいけないことは見た目のはずです。
数字だけではなく見た目と共にバランスを取りながら健康的な体を作っていくことが本当のダイエットなのではないでしょうか?
どちらか片方だけに気を取られて一喜一憂するとメンタルがやられてしまいますので、時間をかけてでもバランスよく自分の納得がいく体を目指していきましょう☆
最後にヘルスメーター会社さんがおすすめする最新機種の体組成計をご紹介します!
健康管理のために一台持っておけば毎日が健康診断になりますね(^_-)-☆
タニタの体組成計技術を集約し、全身の体脂肪率、BMI、筋肉量や基礎代謝量や筋肉の質を指標化した「筋質点数」が計測できる最新機種。
iPhoneやスマホでで計測結果をグラフ化して表示できるので、日々の変動に心を動かされてしまいがちな人は週間のグラフで見直してみましょう!
ほなね!