脂肪燃焼のステップ

脂肪燃焼ダイエット
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ダイエットには脂肪燃焼が必須!
短期の糖質制限で得られるのは体内の糖質エネルギー源とそれに付随した水分が抜けていくだけなのでぬか喜びしていると簡単に体重は戻ります。
一度落とした体重を簡単に戻さないためにも、体脂肪を燃焼し筋力アップをしていくことは大切です。筋肉は同じ体積だと脂肪よりも重いので、体型が変わったのに体重が増えるということは全く問題ありません。むしろ筋量アップの証拠にもなりますし、体重なんて誰にも見せないですし(^^;

ReBoRn

STEP1.分解

まずは体脂肪がエネルギーとして使われるためには分解されないことには話は始まりません。中性脂肪として蓄えられたこの脂肪はどうしたら分解されるのか…。
脂肪を分解してくれる酵素であるホルモン感受性リパーゼは、名前の如くホルモンに反応してくれます。この酵素が活性化することで脂肪分解が促進されるのです。

ではどんなホルモンに反応するのか…その一つのキーワードがアドレナリン!もちろんアドレナリン以外にもカフェインで分泌されるノルアドレナリンやカテキンで活性化されるβ酸化関連酵素などいくつかあります。
トレーニング前にブラックコーヒーやカフェインのサプリメントを飲む人をよく見ますが、こういった理由があるからですね☆
他にもアドレナリンを分泌させようと思うと興奮状態を作り出すことも大切。ダラダラと何となくジムに行くよりも、今日はどんなトレーニングをしようかとワクワクしていくほうが良いということも分かりますね(^_-)-☆

逆に血糖値を下げるホルモンであるインスリンは脂肪分解を抑制してしまいます。つまりは血糖値を上げてからトレーニングを行うのは脂肪分解には非効率。
し王燃焼が目的であれば多少の空腹を感じても先にトレーニング行うほうがいいでしょう。またアドレナリンの分泌は朝が多くなっているので、午前中の有酸素運動は効率的。
同じように午前中に仕事がはかどると感じる人が多いのはこのアドレナリンの作用もあるのです!

STEP2.運搬

次に分解されて血中に放出された遊離脂肪酸を筋肉のミトコンドリアに運んでいく作業が必要です。そう、脂肪は水には溶けないので何かと一緒になって運ばれる必要があるのです。
このトラックの役割をしてくれているのが血液検査や献血結果でよく見るアルブミン。アルブミンは血液中でもっとも量が多く含まれるタンパク質で、血管内に水を保持する最重要な働きをしています。アルブミンが減ると遊離脂肪酸の運搬が少なくなることはもちろん、血管外の水分が多くなりむくみなどに繋がります。

献血に行くと様々な数値が翌日には結果として送られてきます。4か月に一度、年三回の献血が可能なので簡単にできるボランティア&健康チェックとして行われてみてはいかがでしょうか(^^)

いよいよミトコンドリアに到着した脂肪酸ですが、ミトコンドリアは二重の膜に覆われているのでそのままでは通れません。そこで一役買ってくれる栄養素の一つがカルニチン!
ラム肉に多く含まれるからとダイエット中の女性がよく食べるお肉ですが、カルニチンは間違いなく含まれます。
しかしそれ以上に気を付けていただきたいのは動物性脂肪の過剰摂取。かなり脂ののったお肉も多く、動物の中でも体温が高いので食べ過ぎには注意です。
カルニチンの量でいえば馬も牛もしっかり含まれていますので、わざわざラムを選ぶ必要はないと思いますので無理のない範囲で☆
量は劣りますが長期的な健康を考えると魚介類からの摂取のほうがおすすめです(^^)

STEP3.燃焼

最後はミトコンドリア内に入った脂肪を燃やす作業!燃やすと言っても火が出るわけではなくエネルギーに変換という意味ですね。
ここで懐かしのクエン酸回路の登場です!クエン酸回路はミトコンドリア内でエネルギーであるATPを生み出す重要な回路なわけですが、ここに遊離脂肪酸が使われて多くのATP(エネルギー)が生み出されます。ミトコンドリアに運ばれた後、β酸化によってアセチルCoAまで代謝され、クエン酸回路に取り込まれます(炭素鎖数によっては別の反応にも)。

クエン酸回路は酸素を取り込むことから酸化機構とも呼ばれるため、脂肪燃焼には有酸素運動が適しています。このように脂質をエネルギーにするまでにはかなり工程と時間がかかるので、運動もそれなりの時間を行ったほうがいいかと思いますが、日常生活でもクエン酸回路は働いています。
急に多くのエネルギーが必要になった場合に脂質をエネルギーに変えている時間がないので糖質が使われると考えていただけるといいかなと思います。
このあと電子伝達系へと流れていくのですが今回はここまでで☆

最後にここまでの要素を限りなく多く含み、脂肪燃焼をサポートしてくれるおススメのサプリメントを紹介しておきます。同じメーカーですが推しというわけではなく単純に含有されている栄養素が脂肪燃焼に最も有効かなと思いましたので☆よっ!さすが山本先生!www

ほなね!

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